台風一家じゃない、一過であ〜る。(ちなみに、あ〜る、というのはDarieサンの口調であ〜る)。犬のメシを、夜中に買いに出かけると、めずらしく東京の夜空に、星が見えた。
CROWのLIVEが終わる。すさまじい反響だった。さすが、音楽の力はすごいと思いつつ。CROWの面々には感謝。Darieさんにも感謝。メイクのクワハラさんにも感謝。ヘアーメイクの方にも感謝。お客さまにも感謝。そして、役者のみんなにも、大きな拍手を!
あれはある種のオペラだったな〜と思う。
ワーグナーの再来か? 穿ちすぎかな?
とにかくCROWの音楽は危ない。きわめて、危険である。
ものスゴ過ぎるのだ。その危うさを極端にクローズアップしたかったのだが、まだまだ力量不足だった、と思うノダ(ちなみに、ボクはノダノダ口調が好きだけど、これは郷里の作家、深沢七郎のマネであ〜る)。
音楽ハ死ト戦争ニ直結シテイル。
ボクは今、神保町で仕事(というか労働)をしているが、千代田区が路上での喫煙を法的に取り締まるコトにしたそうだ。そうだ。そうだ、というのは、野外喫煙愛好家のボクには、どうにも納得できないからだ。ポイ捨てがいけないのはわかる、歩きながら吸うと道行く人にアブないのも分かる。分かるが、しかし、法律ですべてを解決しようとするのは、間違いだ、とも思う。法律がシャシャリでるということは、人間が信用できないからだ。
それにしてもまいったなあ〜、なのであ〜る。
で、今後は「ピアニッシモ」の公演である。
太田省吾と血ヘド吐きながらの格闘である。
ピアニッシモ、というように、これはCROWとはまた別次元の仕事なのだ。人間の心の中がこんなにも繊細で危うく出来上がっていることを、どれだけの人が知っているだろう?
そういう仕事だ。
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