女たち:むかし、わたしの若かった時分、なにかポウーっとすることがなければ、自分が生きてると感じなかったもんだ……。

詩人:(老婆を見つめている)

老婆:我を忘れているときだけ、生きているような気がしたんだ……。そのうち、そのまちがいに気がついた……。