ジム:う〜ん……ねえ、ローラ……、もし僕にも、君のような姉さんがいたら、僕もトムと同じことをするだろう。誰か男を連れてきて、君に会わせて、……こんなこと言うべきじゃないかな、そんなつもりで僕を招んだじゃないかもしれない、けど、もしそうだったとしても、悪いことじゃないよ、それは……ただ、ただね、問題は、僕なんだ……僕の立場なんだ……僕には、できないんだよ。君の電話番号を聞いて、それで今度電話するとは言えないんだよ。こんどの週末にデートしよう、とは言えないんだよ。こういうことは、説明しておいたほうがいいだろう。君が誤解して、傷ついたりするかもしれないからね……。