トム:ひとつ忠告しとくけど、向こうはローラのことを知らないんだ。こっちに下心があるなんてこともまったくね。僕はただ、夕食に来いよって言って、奴は、いいよって言った、それだけだよ。

アマンダ:でしょうね! あなたって子は、カキのようにおしゃべりですものねえ……。それでも、その方は、ここに来ればローラのことを知る、可愛くて、愛くるしいローラのことを見て、夕食に誘われて僕はなんてラッキーだったんだろうって思うでしょう。

トム:ねえ、そんなにローラに期待しないほうがいいよ。

アマンダ:なにが言いたいの?

トム:ローラは僕らにそうだよ。ローラは僕たちのものだし、僕たちはローラを愛しているんだから。もうびっこだなんてことも気にならない。