母:心配おしでないよ、杜子春。私などどうなっても、お前さえ仕合せになれるのなら、それより結構なことはないのだからね。閻魔大王様が何とおっしゃっても、言いたくないことは黙っておいで。それでお前が仕合せになれるのなら、母にとってこれより嬉しいことはないのだからね。杜子春、黙っておいで。誰が何と言おうと、きっと黙っておいで。