ダーク:酒と女と歌を愛さぬ者は、って言葉、知ってるかい?

オワール:さあ。

ダーク:酒と女と歌を愛さぬ者は、生涯の痴れ者。その哀れな痴れ者、大バカ者がここにいる。酒は飲めない、女は分からない、歌を歌えば笑われる……。退屈な男だよ。

オワール:女と歌と酒瓶に囲まれた日々を暮らしていたからと言って、必ずしもそいつが利口だとは限らない。この俺がいい例だ。フン……(と、苦笑する)。

ダーク:なんだよ。

オワール:ああ、いや……

ダーク:思い出し笑いかい?