青年:お婆さんがそうして座っていると、こいつはお墓みたいに冷たくなる。卒塔婆で作ったベンチみたいだ……。それがボクにはたまらないんだ……。

老婆:ふん。あんたは若くて、能無しで、まだ物を見る目がないんだね……。あいつらの、あの(鼻タレ小僧とオキャンどもの座っている)ベンチが生きている……? よしとくれ。あいつらこそお墓の上で乳くり合っていやがるんだよ……。