ヘリケイナス
では、お許しいただきましたゆえ、遠慮なく申上げます。
アンチオークを恐れるは、当然のこと。
あの暴君ならば、公けの戦争か、
あるいはひそかな陰謀か、
いずれ御命を狙ってくるでしょう。
さすれば王子、しばらくは外国へ。