ペリクリーズ 見ろ、まるで春のようだ。なんというたおやかさ。 おお神々よ、われを男になしたまえ。 愛に揉まれて燃えさかるこの胸の炎よ。 さあ、あの天上の果実を味わえるか、 さもなくば、冒険のうちに死するかだ。
大王 ペリクリーズよ――
ペリクリーズ どうか息子とお呼びくださるよう。
大王 貴様の前にあるのは禁断の楽園だ。