「ああ……、ボクには形というものがない……。こうして体を撫でまわしてみても、顔を撫でまわしてみても、どこもただの凸凹なんだもの……。これがボクの形でなんかありはしない……。地球のおもてのいたるところの凸凹の、その続きの凸凹にすぎないんだ……」