「ソライロノハナ第二集」
「弱法師」
身毒

「ああ……、ボクには形というものがない……。こうして体を撫でまわしてみても、顔を撫でまわしてみても、どこもただの凸凹なんだもの……。これがボクの形でなんかありはしない……。地球のおもてのいたるところの凸凹の、その続きの凸凹にすぎないんだ……」

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