トム:そういうわけで、次の日の夕方、私はジムを家へ連れて帰りました……。ジムのことは高校の時から少しだけ知っていたのです。高校ではジムはヒーローでした。バスケットボールのキャプテンで、弁論部のスターで、生徒会の会長で、おまけにグリークラブの部長で、年に一度のオペレッタ上演会では、男声のソロを歌っていました。