作家:そこにはもはや、天もなく、地もなく、生活も、地響きをたてる時代の轍の跡もなく、ただ、野蛮な歓びのみがある。恍惚と、法悦と、随喜の涙と、ペンのみがある。歓びを。書くことの、ただ一筋の歓びを。