人々、狂乱に疲れて、飢えと寒さに震える浮浪者と化している。その中に、杜子春。
すると、天よりも高いところから、声が――

マダム:どうしたの? かわいい杜子春?

杜子春:もう何日も食べてないんです。泊まるところもないんです。