カメルーンvsサウディアラビア戦。

20:30からのフランス対ウルグアイとは対極な試合だった。
地上波のオン・エアはなかったからそういう風には取られないだろうけど。

メインスタンドに「サウディアラビア(サウジと記さないところに拘りが見える)を応援しよう!」と、彼らのキャンプ地調布市民が陣取り、ホーム側ゴール裏では試合開始1時間以上も前から、カメルーン人が舞う、舞う、舞う。

今が旬の大人気カメルーンと、ドイツ戦で記録的な大敗を喫した
サウディアラビア。
もちろん両チーム真剣で熱いゲームだったのだが、スタンド全体が両者の好プレーに一喜一憂する様が非常にフェアで、ほのぼのとした雰囲気さえ漂う試合だった。

ゲームは猛攻のカメルーンがなんとか1点とって逃げきったけど、ドイツ戦が信じられないくらいサウディも集中力があり、特に18番のアルテミヤート選手が何度もチャンスを作り、自らは何と8本(!)のシュートを打った。
ファイト溢れるよい選手だ。こういう選手がJリーグに来ないかな。
まあ国情柄実現しないか。

惜しくもサウディは敗退国1号になってしまったが、十分記憶に残る試合だったよ。
やはりW杯に捨てゲームなんかないね。
楽しかった。


2002/06/07
From:甲斐智堯

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